iPad mini(A17 Pro)起動不可を基板修理|原因特定から復旧までの修理事例
急に電源が入らなくなってしまったiPad mini(A17 Pro) をご依頼いただきました。
お客様は一度他店に相談されております。
基板修理が必要との案内を受けたものの、見積もり金額が高かったため修理を断念されていたそうです。
その後、改めて検索を行って
ぽすにゃん工房へご相談いただきました。

新品購入と変わらない見積もりだったとの事です
今回ご依頼いただいたiPad mini(A17 Pro)の症状

到着時、充電しても全く反応せず
画面はブラックアウトした状態でした。
起動もしません。
いきなりブラックアウトしてしまったというので、おそらく電源回路のショートが疑われます

iPad故障では、よく起こる症状だにゃ
まずは起動しない原因を調査
電流の流れを確認すると、ほとんど反応がない状態

わずかに電流が流れている状態で安定していることから、どこかで漏電が起きていると考えられます
基板の外観には大きな損傷や腐食はなし

分解して基板の保護プレートを外しました。
目視したところ、特に腐食等の目立った破損はありません
前回の修理店でバッテリーの仮付け交換を行ったようですが、改善しなかったようです。

電流の値から、バッテリーが原因ではない事は
分解前からわかってました
電源回路へ通電すると、一部のチップに発熱を確認

基板に電流を流すと、電源回路のチップが破損していることがわかりました。
温度はなんと110度。高すぎますね…
発熱していたチップそのものが原因ではありませんでした
回路を追って原因箇所をさらに絞り込み

なんと、メインの電源回路はショートしていませんでした。
基板の電源チップ付近の回路のショートを探っていきます。
今回はチップ自体はショートしておらず、その先にぶら下がる回路でショートが発生していました。
コンデンサーショートを確認

やはりコンデンサーがショートしていました。
大電流を流してショートしてるコンデンサーを発熱させることで、破損を特定できました。

発熱するのは、ドライヤーやパンのトースターと同じ原理です
故障していたコンデンサーを除去・交換して修理
故障していたコンデンサーを除去・交換して修理

周辺のコンポーネントを損傷しないように
ショートしているコンデンサーのみを慎重に除去します。
修理後は正常に電流が流れるようになり、リンゴマークを確認
正常なコンデンサーに交換した後、組み立てを行います。
正常に電流が流れることを確認しました。
リンゴマークも確認し、無事に起動することを確認しました。


iPad mini(A17 Pro)の起動不良は基板修理で改善する場合があります
今回のiPadは、他店に持ち込んだ際
バッテリー交換の仮付け作業を行いました。
そのため、調査作業費が発生してしまったようです。
正しく診断できる修理店に持ち込むことで、
最初から無駄な出費を抑えることが可能です

iPadの基板修理は、受付だけして
外注する修理店も多いにゃ~
iPadの基板修理なら、ぽすにゃん工房へ
他店で修理不可と言われた端末も相談可能
ぽすにゃん工房は、iPad専門で修理を受けております。
基板修理以外にも、通常のバッテリー交換や液晶交換なども対応可能です
郵送修理で全国対応
郵送で全国対応しております。
近くに修理店やApple Storeがない場合など、お困りの際には
ぜひお気軽にご連絡くださいませ!

お待ちしてるにゃー

