起動しないiPadPro11インチ(2)基板修理しました。
スマートフォン整備士 鈴木
今回は、電源が入らなくなってしまったiPad Pro 11インチ(第2世代)の修理をご依頼いただきました。

Profile
【修理業界での経歴】
修理店スタッフ→修理FC本部→修理パーツ卸社員→ぽすにゃん工房
「現場・技術・パーツ」を理解した上で
誠実な修理対応を心掛けています。
行政書士としても登録しており、法令遵守と個人情報保護の観点からも安心してご依頼いただける体制を整えています。
(登録番号:17090927)
アップデート後、しばらく放置していたら電源が入らなくなった
お客様によると、iPadOSのアップデートを行ったあと
しばらく使用せずに保管していたところ、電源が入らなくなってしまったとのことでした。

Apple Storeへ相談したところ
本体交換での対応を案内されたそうです。
iPadと一緒に使用している周辺機器を多数お持ちで
できれば今の環境をそのまま使い続けたいというご希望でした。
そのため、基板修理による復旧ができないか
ぽすにゃん工房へご相談いただきました。
故障原因はメイン電源回路のショート
お預かりしたiPad Proの状態を確認したところ、メイン電源回路にショート(短絡)が発生していることが分かりました。
さらに本体を分解して基板を詳しく調べた結果、電源回路付近にあるコンデンサのショートを確認しました。


コンデンサは、電圧を安定させたり、電気的なノイズを抑えたりする役割を持つ電子部品です。
このコンデンサが故障してショートすると、電源回路が正常に動作できなくなり、iPadが起動しなくなることがあります。
今回も、このコンデンサの故障が起動不良の原因となっていました。
基板修理で無事に起動、データもそのまま
故障箇所を特定したため、基板修理によってショートを解消しました。
修理後は無事に電源が入り、正常に起動することを確認できました。
内部のデータも消えることなく、そのままの状態で復旧しています。

今回は、お客様が普段使用されている周辺機器についても確認できるよう
周辺機器もiPad本体と一緒にお送りいただいていました。
修理後はこれらの周辺機器も含めて動作確認を行い、問題なく使用できることを確認しました。

これまでお使いだったiPadと周辺機器を
そのまま使い続けていただける状態に戻すことができました。
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